看護師が転職する転機について

今の職場で
やりがいを感じていますか?


新卒の看護師さん

大変な実習や試験を乗り越え、ようやく看護師として働ける!!


と夢や希望を抱きながら働き始めたことと思います。


かつての私もそうでした…


しかし、いざ働き始めると思い描いていたイメージとは異なり、いろんな意味で新鮮な出会いがあると思います(いい意味でも、そうでない意味でも)

私自身、新卒で働き始めた時には時間に追われる毎日で疲労困憊でした。

テキパキ働く先輩をみて尊敬する反面、もう少し時間を掛けながら看護ができるものと勝手な想定をしていたので、自身の認識にあやまりがあったことを自覚しました。

基本的な看護技術や専門的な知識を学びつつ、ハードな仕事をこなしていくには、相当な苦痛を強いられます。


徐々に仕事には慣れるかもしれません。しかし、当時の私は看護師として仕事をこなすことに精一杯で、ただ業務をこなすだけの日々でした。


そのような日々が続く中、ふと「看護師としてこのままで良いのか」と思うようになり…


「働いている自分が、将来どうなっていきたいのか」について考えるようになりました。


今になって思うと当時、看護学生時代にはあまり考えられていなかった


何をしたいから看護師になったのか


について見つめ直す機会となったため、良い経験であったと思います。


この時間があったからこそ、私は転職について2年目以降から具体的に考えるようになりました。


働く施設の環境によって、自身のモチベーションが上がるか、下がるかは大きく変動します。


また、自分が力を発揮できる強み・現在の弱みを考え、より良い環境で過ごすために早期に転職活動を考えることは、自身の将来の可能性を拡げることに繋がるのではないかと思います。


よく「石の上にも3年」という古い言葉も耳にします。


しかし、将来を早期に見出すことに対して、1年目・2年目であっても転職活動をすることに「早すぎることは無い」と思います。


3年目以降の看護師さん

プリセプター、場合によってはチームリーダーを経験している方もいると思います。


新卒の看護師さん達の姿を見ると…


「あの頃の自分も、あんなにキラキラしていたのか」


と思う程まぶしく、その神々しさゆえほぼ見えないと思います…


また、仕事には徐々に慣れてきていることから、習慣的な残業があったとしても体に染みついており


「忙しいけど仕方ないか」と自分に言い聞かせながら働く方もいるのではないでしょうか。

私は3年目が終了する頃、看護師として初めての転職をしました。


すぐに転職ができなかったのは上司からの「もう1年いて欲しい」という引き止めにあったことが由来します。


どこの病院もほぼ同様とは思いますが、看護師は常に不足している問題があります。


いざ自分が転職しよう!


と考えていても、すぐには辞めさせてくれない病院もあるかもしれません。

また、「プリセプター」という任務を任されることとなると、1年は先輩としての任務を果たさなければならない立場になります。


そのため、転職を決意した場合、役割を任される前に上司に相談することをおすすめします。


病院側としても、大切なあなたが辞めていってしまう中で穴を埋めなければならないからです。


私はあまり計画的にすすめていくことができなかったため、当時は反省しました…


今後は更に看護師の需要は高まってくることが明らかとなっています。


様々な選択肢の中から、計画的に転職活動を行うことをおすすめします。


5年目以降の看護師さん

この時期を過ぎる頃、場合によっては病院で働く看護師さんは他病棟への移動であったり、主任など昇格する方もいるかもしれません。


また、5年以上働き続けていることによって、様々な不満が蓄積し、爆発直前になっているかもしれません。


しかし、「この病院を辞めて次の病院行くのも面倒だなー、また1から覚えないといけないし


と感じながら働き続けている方もいると思います。

私は5年目以降から3回の転職を繰り返しました。


転居がきっかけとなることもありましたが、認定看護師という目標を見つけたことから、専門的な学びを深めたい思いで転職をしました。


しかし、学びたい思いが強くても、何故か経験年数だけで転職してすぐに「なんでもできる人」という風に見られることもあります。

私の場合、中途採用者に対する研修制度が整っているか注視しながら、転職活動を行うことで比較的不安なく働くことができています。


経験年数を重ね、技術・知識が身に付いたとしても、新たな施設で働くことは、とても大きなストレスとなります。


経験年数だけで判断されてしまうことのないよう、安全性が保たれる環境を選ぶことも、とても重要です。


転職におけるデメリットも少なからずある

〇これまでと異なる診療科で働くこととなれば、専門的知識において勉強することが新たに増える

〇転職をすると日勤・夜勤などの業務スケジュールがガラッと変わることがため、仕事の流れを覚えることが大変

〇職場の人間関係を再構築しないといけない

などなど、様々な不安の内容が多いことは明らかです。

私も転職には様々な不安がありました。

安心・安全に働きたいという思いは誰にだってあると思います


転職する際に不安・緊張が全く無いという方はほとんどいないと思います。


私が転職をする際には中途採用者の研修制度という安心材料を求めていましたが、転職にあたってどのような不安を解消したいのかは人それぞれだと思います。


少しでも安心して働くために、自分にとってどのような環境が必要なのか検討しながら、新天地で自分らしく働けるよう、転職活動を行うことをおすすめします。

また、これら以外にも、結婚、出産・育児・自身のキャリアアップなど、様々な場面で「今の仕事をこれからも続けても大丈夫かな…」と考える機会は何度も訪れると思います。


皆さんも転職の2文字が頭をよぎるのは1度や2度だけでは無いのではないでしょうか。


しかし、実際に転職活動を行おうとしても、個人での情報収集には限界があります。


噂を聞くために職場の同僚・先輩などに相談すると…


あまり良いうわさを聞かないこともあったり、良い話だけでなく、様々な悪い話を耳にすることもあるでしょう。


しかし、それは真実の情報なのかどうかは実際に働いてみないことにはわからないことが多いのも事実です。


さらに、皆さんの看護観は、今の職場で反映されていますか?


今後も看護師として働き続けたいと感じているのであれば、どのような思いで看護をしたいと考えているのかは、とても重要だと思います。


自分がしたいと思う仕事ができることで


やりがい」に繋がり、それが仕事に対するモチベーションにも繋がるからです。


それ以外にも、自分の頑張りが給与面に反映されていないということであれば、それが認められる職場の方が良いでしょう。


働く上で大切にしたいことは人それぞれです。


しかし、それがどのような内容であっても

ことが大切です。


あなたが求める条件に対して、適切な情報を獲得し、希望する職場を見出していくための手助けがあれば、あなたの現在の迷いも払拭させてくれるのではないかと思います。


先述した通り、どの経験年数でも転職をしたいと感じる場面はあると思います。

実際に4回の転職をしている私が、これから転職をしようとしているあなたへ、良かったことや気を付けて欲しい点など、経験をもとに良い転職活動ができるよう、ほんの僅かでも力になれればと思います。

看護求人 JobMedley

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    koe

    〇転職サイトを利用し、4度の転職・単発アルバイトを経験
    (国立病院・特定機能病院・療養型病院・一般病院)(緩和ケア科・循環器科・療養病棟など)
    〇緩和ケア認定看護師(B課程)
    〇転職を繰り返しながら、「やりがい」を見出して看護師を継続している経験を発信

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