視力が低く、コンタクトをしています。皆さんが今使用しているコンタクトは、ライフスタイルに合ったものでしょうか?
私は夜勤の日でも、仮眠をとる時にはコンタクトを外していますがそれ以外では付けながら仕事をしています。たまに付けたまま仮眠してしまうことも…環境に良くないのは重々承知なのですが、どうしても眼鏡をかけたまま仕事をすることに慣れず。
また、最近まではコロナの影響もあってフェイスガードを使用して仕事をしています。皆さんの病院・クリニックなどではもう装着していないのでしょうか?
このフェイスガードを使用しながら、眼鏡をかけるのがまた物が見辛くて仕方がない。眼鏡を付けながら頑張っている方はとてもすごいと思う。
そしてそんな生活が良くなかった為か、先日ものもらい(麦粒腫)ができてしまい、急いで眼科へ…
コンタクトを使用しているにもかかわらず、眼科へ受診するなんてもうかれこれ5年ぶりくらいでした。看護師をしているのに、こんな自己管理能力の低い自分をどうにかしたい。
あれが苦手なんですよね、あれです、台の上に顎を載せて、目で覗いて、空気がブシュッ!!て出てくるやつ。あの両眼空気砲がどうも苦手で。毎回ちょっとだけビクッ!ってなります。けど眼圧をみるために重要な検査なんですよね。わかっちゃいるんですが…。今回もその検査を乗り越え、先生のもとへ。
すると先生から、「koeさん、コンタクト使用歴が長いと思いますけど、眼科行ってました?」と突然グサリと一言。
「いえ、何年も言ってませんでした…」
先生「これ、眼に酸素がちゃんと流れてませんよ。角膜に酸素が流れなくなっちゃうと危ないので、ちゃんと眼科は通ってください」
勉強になった反面、改めて自身の管理不足にガッカリ…
角膜自体ももちろん酸素を供給する必要があります。コンタクトを使用していると酸素の供給不足が発生するそうです。
コンタクト長期使用→酸素不足→黒目が白目の血管から酸素を供給しようとする→血管が黒目の方に伸びてくる→「角膜血管侵入」になると先生からのご説明。
裸眼の時間をきちんととっている方は問題無いのかもしれませんが(週に何日かは裸眼で生活する等)私みたいに毎日のようにコンタクトを装着している者にとっては、コンタクトによって黒目全体を日頃から覆うため、問題があるようでした。
重症化すると感染リスク・角膜の濁り・視力障碍・こわいですが失明の可能性もあるそうです。コンタクトを外した後に眼鏡をかけてもよく見えないなどの症状がある人は、私みたいに後でガッカリする前に受診をおすすめします。ちなみに私は経過観察で今のところは問題の無い状態でした。
そこで先生から勧められたのが、コンタクトの内容の変更でした。私はコンタクトを使用して15年以上が経つのですが、これまでずっと同じ物を使用していました。しかし、習慣的に使用している経緯から、先生から「酸素透過性の高いコンタクト」を使用した方が良いと。これにより、酸素供給不足をある程度は抑えられる説明をしてもらいました。
メリット | デメリット | |
ハードコンタクトレンズ | わずかな穴が開いており、酸素が供給されやすい | 硬い素材で違和感を感じる人も。激しすぎるスポーツには向かない |
ソフトコンタクトレンズ | 素材が柔らかく違和感が少ない | 涙の少ない人は乾燥しやすい |
水分を吸収しやすく、含んだ水分を通して目に酸素が供給される | 酸素供給量が少ない | |
激しいスポーツに使用しやすい | ||
シリコン素材のコンタクトレンズ | 酸素が供給されやすい | 油分がつくと外しにくい |
人によっては違和感がある |
私は自分の特性上ワンデータイプのシリコン素材のコンタクトレンズを使用し始めました。
シリコン素材ということもあり最初に少し違和感がありましたが、問題なく使用できています。今までに使用していたものと比較しても、あまり乾燥感を感じずに使用できています。
お前が言うな!という話しではありますが、皆さんも目の健康にはくれぐれもお気を付け下さい。
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